眼瞼下垂症
瞼が下がり、視界が悪くなった重度の眼瞼下垂症
眼瞼下垂は、まぶたが下がって黒目にかかり、視界が狭くなる状態です。まぶたが十分に開かないことで、見えにくさや目の重さを感じるだけでなく、無意識に眉毛を上げて目を開けようとするため、おでこのしわや疲れにつながることもあります。
診断の際には、MRD(Margin Reflex Distance)という指標を確認します。MRDとは、目に光を当てたときの角膜中心の反射点から、上まぶたの縁までの距離のことです。この距離が短いほど、まぶたが黒目にかかっている状態を示します。
ただし、眼瞼下垂の診断はMRDの数値だけで決まるものではありません。皮膚のたるみ、眉毛の位置、左右差、視野への影響、日常生活での支障の程度などを含めて、総合的に判断します。
重度の眼瞼下垂があり、視界の狭さなどによって日常生活に支障をきたしている場合には、保険診療の適応となることがあります。一方で、二重の幅やまぶたの形など、整容面でのご希望を同時に反映する場合には、自費診療となることがあります。
この方は、眼瞼下垂症に対する手術と同時に、皮膚のたるみに対して二重形成も行っています。
眼瞼下垂が改善すると、まぶたが開きやすくなり、黒目に光が入りやすくなります。一方で、それまで眉毛を上げて目を開けていた方では、術後に眉毛の挙上が弱まることで、隠れていた皮膚のたるみが目立つことがあります。その場合、二重の折れ目を作成することで、余った皮膚を折り込み、視界を妨げにくくすることができます。
写真は 術前/両側挙筋前転術後3か月 の比較です。
費用
詳細はホームページをご参照ください。
リスク・副作用
出血、血腫、腫れ、感染、疼痛、しびれ、違和感、傷跡、後戻り、左右差、ドライアイ、視力変化など。
注意事項
治療結果や経過には個人差があります。