皮膚がん術後の外鼻再建

形成外科(Plastic, Reconstructive & Aesthetic Surgery)では、美容外科のように形を変える手術だけでなく、がんや外傷で失われた組織を作り直す再建手術も行います。

この方は鼻尖部の皮膚悪性腫瘍に対し、他院で切除と再建を受けていました。

再建手術の難しさは、単に欠損を埋めるだけではないことです。二つの鼻孔を作るだけでなく、
鼻尖・鼻柱・鼻翼の位置関係を整え、「鼻」として自然に認識される解剖を再現する必要があります。

初回手術では、両側のほうれい線からの有茎皮弁で鼻尖と鼻柱が再建されていました。
しかし、鼻腔内の裏打ちや軟骨のフレームワークが不足し、長期的な拘縮による短鼻変形を生じていました。

今回は、一度再建された皮膚を再び丁寧に分離し、解剖学的なバランスを考えて組織を再配置しました。さらに、肋軟骨で内部のフレームワークを組み立て、拘縮を解除したうえで鼻の長さと形を再構築しました。

組織を確実に生着させながら、どこまで形を諦めずに追求できるか。そこが再建外科の難しさであり、醍醐味だと考えています。

手術内容

肋軟骨を使用した外鼻再建二次修正術

費用

詳細はホームページをご参照ください。

リスク・副作用

出血、血腫、腫れ、感染、疼痛、痺れ、違和感、傷跡、後戻り、左右差、皮膚壊死など

注意事項

治療結果や経過には個人差があります。

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鷲鼻治療